１３年前の２７歳の時に人生を変えるきっかけになる、ある出来事が起こります。

所属している会社の社長の母親が亡くなってしまったのです。

そして社長に科されたのは莫大な相続税。

その時は社長がオーナーであるアパートに住んでいたのですが、相続税が払えず、土地を売るとのことで立ち退きをお願いされます。

かなりお世話になった方なので、こちらもすぐに引越しの準備に取り掛かりました。

しかし相続税はそれだけでは足りず、会社を残す為にかなりの資産を売却。それ以外にも相当苦労されたみたいです。

何とか会社は存続しましたが、そこから将来について真剣に悩み始めました。

個人で経営している会社で、今の社長が亡くなった場合、次の社長は息子です。

次にそれが起こった場合、相続税が払えず会社が潰れる可能性は高い。。（その頃は相続税の絡みでかなりの同業が潰れていました）

それが２０年後なら私は４７歳。

もう潰しはききません。

個人で経営している会社より、組織として経営している大手の会社の方が将来性はある、少なくとも潰れる可能性は低いと考えました。

ただし、業界の中ではこんな認識となっています。

個人オーナーの会社＝給料は良い、しかし将来は見えない。

大手企業＝給料はかなり安い、しかし将来、会社が潰れる可能性は低い。実は最初に入った初任給３万円の会社が業界最大手だったりします（笑）

私は将来の安定の為、後者の道を再び選びました。

またまた転職です。