貯金100万円で家を購入〜遂に契約〜
とあるパワービルダー直販の建売、売れ残り物件の内覧に行き、条件も気に入ったので、本格交渉を開始しました。
とりあえず購入について前向きに検討したいことを伝え、更にこの人は買える人だという事に気付いてほしくて、自分の名刺を渡しました。
勤めている勤務先の名前がわかり属性が良ければ相手も真剣に対応してくれます。
私も少しだけ不動産屋をかじりましたが、どんなに買いたくてもローンが通らない属性の人だと、不動産屋にとって交渉している時間が無駄になります。
また公務員や財閥系、上場優良企業の方々はそれだけでローンが通る確率が上がります。ちなみに金利も優遇されたりします。
私の会社は上場企業で資本金もそこそこある会社だったので、まずは本気になって対応してくれるだろうと思いましたが、名刺を見てからの担当者の気合いの入り方が面白いようにわかりました。
交渉は3週間くらいかけて交渉しました。
2回目の内覧中には明らかにサクラと思われるお母さんと息子も登場。
内覧中、わざわざお母さんが私のところにきて会釈「素敵な家だなぁ」って独り言、その後子供が部屋に入ってきて、「お母さん、ここがいいよ!」ってなことを演技風に言って去っていきました。
週末だぞ。お父さんはどこにいったんだ(笑)
担当者から今の方も早目に決めたいと言っていますが、お客様の方も早目に決めていただかないと。。なんて決断をせまられますが、売れてしまったらそん時はしょうがないですよと割り切り交渉継続。
とりあえずこちらの希望価格は2,500万円と伝えます。
難しそうな表情をしますが、様子を見るとまんざらでもなさそうな反応。
よっぽど売りたいんだろうなぁ。この売れ残り物件。
確かに同じ並びの4軒と比べると前後を住宅に囲まれており、そのため日当たりも悪く、差が大きく感じます。
他の4軒は日当たり最高、目の前は畑です。
こちらは一人暮らしの予定で、基本カーテン閉めたままとなる部屋がほとんどなので、日当たりは求めていません。
住宅に囲まれていても特に問題ありません。
むしろその時は集合住宅に住んでいたので、上下左右の4方向囲まれていました。
壁が離れているだけで御の字です(笑)
が、その辺が交渉条件のポイントです。
もうちょっと日当たりいい方が理想なんだよなぁとか、住宅に囲まれてると落ち着かないんだよなぁとか。
とりあえず明日に他の物件も内覧の申込をしているので、そちらを見てからまた判断しますといってその場を去ります。
明日の内覧の申込なんてありません。
ブラフです。
翌日の夜に担当者から電話がかかってきて、どうでしたか?と。
私は「結構いい物件で、年度末だし価格も安くしてくれるみたいなんですよ。」と伝えたところ、こちらも2,700万円まで下げる事が可能ですとの申し出。
もう100万円くらいはイケるかと思いましたが、最後は向こうの上司が出てきて2,650万円が限界ですと。
結果、売り出し価格3,300万円の建売戸建てを2,650万円まで価格を下げることができました。
その差額650万円。
満足いく交渉ができたと思っています。
頭金の理想は物件価格の20%くらいといいますが、私には現金は100万円しかありません。
引越しのことや、購入したあとのことを考えると、頭金はありません。
しかし今回の売出し価格との差額650万円は、ほぼ理想の頭金にあたる20%。
3,300万円の物件に対し、650万円の頭金を入れたんだって思い込みました(笑)
建売、売残り物件、年度末のタイミングに感謝。
その後、不動産屋に行き、仮契約書に押印した瞬間のあの何とも言えない気持ち、3,000万円近い買い物をしてしまった後悔と不安が入り混じった複雑な気持ちは今でも覚えています。
とりあえずこの時に内金として40万円を預けます。このお金は後に登記簿の登録費用に消えました。
残りあと60万円。。
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