4回目の転職
このブログを書いているヤマトです。
これが最後の転職日記になります。
長い回顧録にお付き合いいただき、ありがとうございました。
不動産屋で働き始めて4ヶ月、クビへのカウントダウンが始まり絶望を感じ始めていた頃、私の携帯に1本の電話がなります。
飲み仲間で前職のお客様だった方からです。
「うちの会社で、今1名中途を募集しているけどどう?」という電話でした。
その方に言われた一言が心に刺さります。
「一生サラリーマンで食って行くっていったけど、今の会社は一生食っていけそうか?」
私の答えは「ムリです」でした。はい。根性なしです。
なかなかアポイントが取れず、クビへのカウントダウンが始まり、心が折れかけている中、その言葉は天からの1本の蜘蛛の糸でした。
仕事の内容を聞くと営業職で、会社の規模は投資用不動産のターゲットとして電話をかけている様な会社でした。
今まで、信用などとは縁遠い生き方をしてきたので、正直、めっちゃ憧れました。仕事の内容なんてどうでもいい、やりがいは入ってから見つけようのプライド0のスタンスです。
後々の話でわかったことは、その時内定を出していた別の中途採用者が突如内定を辞退し、承認や予算を取っている都合上、誰でもいいから入れろとのことで声が掛かったことが判明しました。。
いいんです。全てはタイミングなんです(笑)
年収はおおよそ350万円スタートでした。
こうして私は職歴の中でも最短記録更新の5ヶ月で不動産から逃げ出します。
30歳の時です。
でもこの5ヶ月があるから今もサラリーマンをできていると思っています。
この5ヶ月がなかったら甘ったれた考えを持ち続け、会社にいればとりあえずお金が貰えるみたいな考えを持った腐った人間になっていたと思います。
売上を1円もあげなかった私に月々28万円×5ヶ月も投資してくれたこの不動産会社には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今のところ、これが最後の転職になります。
あれからはや10年。
どれか1つ道が違っても、今の場所にはたどり着けなかったと思います。
私の人生は常に人との出会いで左右されています。
最近では嫁と出会い、子供と出会い、人生が大きく変わりました。
そして貯蓄に目覚めました。
その他書ききれないほどの紆余曲折ありましたが、ポジティブに、いい人生だと思っています。
これからは、嫁さんや子供が、私に出会ったことがいい人生ですよって思ってもらえる様に、残り半分の人生も頑張りたいと思います。
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