39歳にして貯蓄を0から始めてみた

貯蓄ほぼ0、入った収入は使い切る、ギャンブル好き(パチンコ)、お金は都度ATMで引き出す、お金の貯まらない人の特徴をほぼ兼ね揃えた人間が心機一転貯蓄を始めてみました。

株はそんなに甘くなかった

ビギナーズラックで利益を出した私は株式にはまる人の典型的な例です。


その後は、ネットイヤー、SHIFT等の小型株に手を出し、なかなか動かない株価にイライラして短期で売買してみたり、やっぱり安心の大企業でしょと思って楽天に手を出して大やけどしてみたり。。


しかし景気には勝てません。ギリシャショック、中国経済の不安定さ、株を初めて買ったのが、2015年の3月。日経平均は確か20,000円近かったと思います。

そこから日経は右肩下がりとなり、現在15,500円付近。


2015年に確定したトータルの利益は結局のところ、-12万円。


やっぱり甘くありません。撃沈です。


ここで手を引いておけばよいものの、悲しいかなやっぱりギャンブラーなんです。

今度は投資信託に入れるべき金額まで、株式に回し始めてしまいます。


株式の情報は最終的にはネットで調べるしかないんですが、調べた結果、テーマ銘柄として、フライトホールディングスを購入。

フィンテック、アップルペイ、マイナンバーと旬のテーマが揃った会社。

最初は株価561円で700株を購入。


しかしそこから右肩下りに転落します。

株価は一時250円付近まで下落。


プラス思考で乗り切ろうと、下がった時点で買い増しを繰り返し、気付けば4,000株。

投資額にして1,792,000円。。


だいぶ取得単価は下がりましたが現在、-50万円。


チーン。。


しかし、以前にも書きましたが、評価額がマイナスなだけで、株数は減っていません。

つまり、今株を売ればマイナス50万円が確定しますが、売らなければ、まだマイナスではありません。


そうなんです。投資信託や株式投資に一番必要なのは、時間なんです。


当たる(上がる)まで待てる時間を確保できるか、我慢できるかなんです。


そして株式に投資をつぎ込んだ分、投資信託で設けたNISA口座100万円の枠を使い切れず、2015年は63万円の購入で終了。


もったいない。


反省です。


次回はそれでも自分なりに頑張った2015年の貯蓄結果を発表したいと思います。

株への投資

投資信託がなんとなくわかってくると、だんだん欲が出てきます。

次は株式投資です。


プロではなく素人の自分が運用するわけですから、投資信託よりは、あきらかにリスクが大きくなります。

でもやってみたいとうずくようになり。。


ネットで調べた結果、SBI証券のサイトがわかりやすいと感じたので、SBIで口座を開設します。

何を買ってみようか、最初は何がいいのか悪いのか、全くわかりません。

デイトレードまでいかなくても、数ヶ月くらいで売買を行ってみたいという、ざっくり過ぎる展望を基にチャレンジ。


とりあえず、誰でも知っているような大企業、配当金の利率が良いという理由で最初に購入した株は「丸紅」。

初めての株の購入はクリック数回ですが、緊張しました。

711円で200株を購入。

711円×200株と手数料293円で142,493円。

株式デビューです!


3ヶ月間ほど保有し、買った直後からマイナスの低空飛行が続き、そこから浮上、株価が720円になったところで売却。


結果としては、+9円×200株-手数料293円で1,507円のプラス。配当金が1株13円×200株で2,600円。

20.315%の税金がひかれ、合計3,271円の利益となりました。


その後、東証マザーズの小型株、BEENOSを購入。こちらはネット上の人々の噂話をうのみにして購入。

しかしビギナーズラックで+10万円程度の利益が出てしまいます。


結構簡単に利益出るんだなぁという感覚でした。


そう、ビギナーズラックだったんです。


ここから転落が始ります。


あぁ。。

貯められる秘訣

今回は投資信託を始めてみて、感じたことを書いてみます。

プロフィールにもありますが、私はお金を貯められない特徴をおおよそ兼ね揃えています。

そんな私が率直に感じた投資信託のメリット・デメリットです。

※あくまで個人目線です。


良いところ


その1

投資信託はギャンブルではないと感じていると前回書きましたが、実際には評価金額が上下しますので、ギャンブルをする自分にはその感覚が受け入れやすく、楽しんで貯蓄できています。

(2016年1月のように、日経平均が下がり続けているときはストレス溜まりますが。。)


その2

これも感覚的な部分ですが、評価額がマイナスになっている=負けているため止めたくない⇒解約しない。勝っていると更に利益を求める⇒解約しない。

結局のところ、貯まっていく。

ここが私にとっては重要なポイントとなっています。


その3

お金を投資信託に使っているので、なぜか買い物をしている気分にもなり、ある程度物欲が満たされる。

お金でお金を買っているという感覚でしょうか。

今までは、お金が入ると、マッサージ機を買ってみたり、スピーカーを買ってみたり、ある分だけ使ってしまうというタイプの人間でしたが、私が自分のために2015年に購入したものはapple TV(2万円)のみでした。


その4

・お金を引き出すのに6営業日程度かかるため、面倒で引き出さなくなる。⇒貯まる。


その他投資信託の良いところ

・毎日17時頃に発表される評価額をチェックするのが楽しみになる。

・世の中の景気動向、経済ニュースを気にするようになった。

・景気が良ければ評価額があがり、資産が増えていく。


悪いところ

・単純に景気が悪いと評価額がマイナスになっていく。

2016年の4月現在、3本の投資信託(セゾン投信のバンガードグローバル、投資の達人、ひふみ投信)に計128万円投資していますが、トータルで-50,266円とマイナスです。


しかし現状の結果はマイナスですが、これが無ければ128万円も現金では貯めれなかったと正直思っています。

例えば貯蓄のアドバイザーに5万円払ってここまで貯蓄できたと思えば安いもんです。

ポジティブ人間の本領発揮です。

でも、一番良い時期で、3本でプラス40,000円程度になっていた時期もあります。

ただ、桁が変わってくると、受ける精神的ダメージは大きいかもしれません。


このように私にとって、投資信託は貯められる秘訣満載の貯蓄法でした。


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